はじめに
初めまして! auと申します。
最近PS5をゲットできたのですが入社前の課題とプログラミングのバイトに追われて開封の儀ができていません。
それはさておき…
Amazing engine株式会社にインターン生として大学1年生の春休みの2月から迎え入れていただき、今年の4月から社会人になるまでの約3年間お世話になりました。
おかげさまで将来やりたいことも見つかり、ソフトウェア開発エンジニアとして春から就業予定です。
ここでエンジニアとして鍛えて貰えなければ今の自分はないと思いますし、もしかしたらエンジニア以外の道に進んでいたかもしれません。
それくらい多くのことを学ばせていただきました。
面接の時は…という風に書いていると恐ろしく長くなってしまうと思うので、こちらでインターンをすることになった経緯、実績、そして最後にまとめを書いていこうと思います。
インターンをすることになったきっかけ
私は情報系大学に通っており、成績もプログラミングに関する知識も周りと比べても良くも悪くもなく、特にできているということではありませんでした。
将来ゲームとか作ってみたいなーとか思っていましたが、本当にこのままでなれるのかな?と感じ、自分から何かそれっぽいことをしてみようと行動したことがきっかけです。
前述した通り、技術力はないし何ならポートフォリオなんてものもありませんでした。今思えばインターンに参加する前に何か作っておけばいいのかなと思いますし、はたまたとりあえず行動したことを褒めるべきなのかなとも思います。
そんな中、こんな私をエンジニアとして迎え入れてくれて、1年間は勉強をしてその後に開発とかをしてくれればいいと言ってくれました。
実際に会社に貢献できたと感じることは少ないのが申し訳ないです。
そんなことがあり、毎日技術ブログを書くという勉強法や、学校で学ばない読みやすいコーディングのルールといった社会に出た際に学ぶレベルのことを教えて貰ったりと、たくさんの時間を割いていただきました。
そんな中で得た「これが実績だ!」と言えるものがこちらです!
実績
一覧
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技術ブログ
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初めてのゲーム開発: DotGoal
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音声文字起こしアプリ: natadecoco
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ビデオ通話をしながら何かをしよう!: snack-meet
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Discordに潤いをもたらすシステム: moisturer
技術ブログ
インターン生としての初めての仕事が「毎日勉強したことや分からなかったことをブログにまとめる」ということでした。
その日講義で受けた内容で分からない用語があって実際に調べてみても、その内容をアウトプットしないと身につかないということで、本当に毎日書いていました。
こういったことを続けることはできたので、この勉強法のおかげで知識を増やすことができました。
文章力も最初より大分ついてきたなと言われるようになってとてもうれしかったです。
最初の1年くらいラーメンを食べれるくらいは稼ぐことができました。
2017年の春から2021年3月での累計PVは410,000となっており、日々伸びています。ありがとうございます。
この数字を当たり前のように計測する事もできるようになったのも、Amazing engineの方々にGoogle Analyticsの導入といった基本を教えていただけたからだと思います。早くWordPressとか入れて独自ドメインにしたいですね。
今でも書いている技術ブログである「auの日記」がこちらです。
画像をクリックするとブログが開きます。
今まで書いてきた記事の中でも最もバズった記事を紹介します。
初めてのゲーム開発: DotGoal
実績の2つ目はブログにも書いたゲーム開発です。
元々はゲームプログラマーになりたかったので、話し合いをしてゲームを作ることになったのがきっかけです。
実際にできたゲームがこちらです。
Unreal Engine4を用いて、全てブループリントを使って開発しました。
ゲームの動作1つ1つは本当に手で作られており、それをサポートするゲームエンジンでさえUIが複雑で覚えることがたくさんありました。
実際の開発の様子はブログにまとめているので、是非読んでみてください。
音声文字起こしアプリ: natadecoco
実績の3つ目は音声を文字起こしして繋ぎ合わせることができる「natadecoco」というアプリです。
Speech-to-TextというAPIを使い、音声を認識して候補として出てくる文字をつなげることでメモができます。
初めて?代表からこんなアイデアがあるからアプリにしてくれと言われて、最初はReactで開発していました。
しかし、うまく音声情報をファイル化するために様々な試行錯誤しましたができないことが発覚しました。
そこで、Swiftで開発をすることで音声情報を操作できることが分かり完成することができました。
実際に動かしていたアプリの写真などは残っていなかったので載せることができないですが、APIの使い方からSwiftの記述の仕方などなど大量に調べたことを覚えています。
ビデオ通話をしながら何かをしよう!: snack-meet
実績の4つ目はビデオ通話をしながら自由に機能を拡張できる「snack-meet」というアプリです。
画像をクリックすると開発について書いた記事に遷移します。
コロナウイルスの影響で身篭り需要が高まっていたことから、ビデオ通話アプリが活躍していましたが、ビデオの画面を常に出しながら作業ができれば面白いのではないかということから作りました。
これはVue.jsで作成されており、ビデオ通話をしている画面の周りに機能を拡張できる「パネル」があります。
あとはエンジニア次第で自由に扱いやすくカスタマイズ!
大変だったこととして、ユーザが使いやすいデザインについて考えたり、ユースケースを出すなど今までやらなかった設計をしたことがありました。
今までVue.jsをやってこなかったからどうすればいいのか分からなかったり、答えがないことを考えることは奥深くて経験値が圧倒的に足りないと感じました。
そんなsnack-meetですがGitHubで公開しています!
Discordに潤いをもたらすシステム: moisturer
実績の5つ目は代表の「技術情報や面白い情報を気軽に手に入れたい」という要望から生まれたmoisturerというアプリです。
実際に送っていた情報はこんな感じで、PythonでWebサイトのスクレイピングを行い、対象のDiscordに整形した形で送信します。
どんな情報があってどんな形式なら送信できるのかを考えても分からず壁にぶつかってしまいましたが、代表にアーキテクチャを選定してもらうことで理解をすることができました。詳細な説明は省きますが、Redisを使ってキーバリューを考えるといいというヒントというか答えを貰いました。
Redisに、どんなキーバリューなら早く処理ができそうか、同じ情報を送らないようにするにはどうすればいいのか、ということを考えることが楽しかったことを覚えています。
次からは自分でアーキテクチャの選定、設計ができるようになりたいと思うきっかけにもなりました。
終わりに
Amazing engineでのインターンを通して、大学生活を送っているだけじゃ経験できないことをたくさん得ることができました。
本当は上記の実績以外にも色々な開発やYouTubeの運営など様々なこともしていましたが、最後まで完遂することができませんでした。
自分には計画的に何かをするということは足らず、どうにか対策をしなければならないということにも気づくことができました。
私の戦略であった、「無報酬でも良いのでインターンさせて下さい」と言って、それでインターンをさせて頂くことができました。
後日談、「無報酬じゃ無かったら採用して無かったよ」と言われたことを覚えています。
しかし、時間報酬だとどうしても面白いことができなかったところを、無報酬という戦略のおかげで面白くて難しいこともやることができました。
スタートアップのような題材をやらせてもらうことで、フリーランスのようなことを学生のうちからできたことは貴重な経験でした。
それでも、natadecocoなどに関しては完成したら報酬をもらえるような業務もありました。
これらの経験のおかげで、ソフトウェア開発エンジニアになることができたし、今ではAmazing engine以外での案件を獲得できるまでに技術レベルを高めることができました。
ここまで面倒を見てもらえるインターンもなかったと思います。
この場を借りて感謝を伝えたいと思います。
ありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願い致します。
もし、将来エンジニアになりたいけど何だか不安だな…という学生がいたら、自分が「こうすれば良いんじゃね?」と思ったことをやってみてください。その選択肢の1つにインターンがあると思います。
私のような技術力が最初はなくても、努力をすればバイトくらいの収入を得るくらいには成長できることを身を以て知ることができました。
そして、Amazing engineでは現在インターン生を募集しているとのことなので、インターン先に迷っている学生がいれば下記Twitterで気軽に相談してみてください。
また、エンジニア職・企画職も随時募集をしています。